京都大学リサイクル市

卒業生から新入生へ 物を大切にする気持ち、伝えます

リサイクル市とは...

リサイクル市って何?

卒業生にとっていらなくなった、それでもまだまだ使える下宿用品を、新たに必要とする新入生などに譲り渡すイベントです。譲る、もらう、という体験を通して、物を大切にする気持ちを持ってもらうことを目的としています。またリサイクル市では、いらなくなった下宿用品の活用方法としてリサイクルショップやその他の方法ついて紹介し、リサイクル市で扱う以外の部分も含め、社会でなるべく物が大切に使われるようにと努力しています。

リサイクルショップとどう違うの?

例えば、リサイクルショップが引き取る電化製品は、製造年月日から一定期間(多くは3年程度)以内のものであることが多いのですが、その期間をこえていても十分に使えることがほとんどです。そういった、リサイクルショップが引き取ってくれないけれどもまだまだ使えるものをリサイクルできるのがリサイクル市です。 また、物品を提供してくれた人にその物品についての思い出や新たな持ち主へのメッセージを書いてもらい、次の使い手がその物品に対して親しみをもてるようにしています。

イベント当日の様子はどんな感じ?

2019年は約420点の物品が集まりました。当日も多くの来場者で会場は賑わい、お目当ての物品を獲得していました。

リサイクル市実行委員会は何をしているの?

リサイクル市実行委員会は、まだ使えるものが捨てられることなく循環して使われる社会システムを目指し、卒業生に対して下宿用品のリサイクルに関する情報の提供およびリサイクル市のための物品回収を行っています。また、新入生に対してリサイクル用品を提供する場としてリサイクル市を運営しています。
モノとココロを伝える、それが私たちの活動です。

総長賞受賞!

リサイクル市実行委員会はその活動を認められ、平成20年度京都大学総長賞を受賞しました。
[表彰式の様子]

活動方針

一、リサイクル市とは、卒業生にとって不要となった家具・家電を新入生に譲るイベントである。
一、市場では流通しないが引き取り手のあるものを中心に扱う。
一、イベントを通じて「リユースの大切さ」「もったいないと思う気持ち」を伝え、身近な環境問題を考える契機としてもらう。